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こてるRCGFの再生⑩ 胴体下部の工作、その他

 日曜日は天気が悪かったので飛行場に行くこともなく作業が進みました。
 月曜日も風が強いので作業が進みます。

胴体底板の接着

 底板は2mmバルサを縦目に使います。側板に接着しておいた三角材に密着するようにペーパーで平面を出しておきます。

 湾曲がほぼないので密着させるのは楽で、重しを掛けておくだけで大丈夫です。

 接着剤が乾いたら前部の側板につながるところと尾部の整形部とつながるところの平面を出します。

 平らにしたら隙間が目立つようになりました。三角材と同枠の隙間は加工が難しかったのでこうなりました。この部分は外から見えますから処理が必要です(見えなければいいのか?)。
 

 バルサ粉をタイトボンドをねったものでふさぎます。多少肉ヤセしますが強度が必要なところは水性パテよりこちらの方が有利です。
 この写真は乾燥して削った後の状態ですがタイトボンドオリジナルの黄色が良くわかります。


 胴体前方の積層構造(?)の下部側板は乾燥に時間がかかりますからその間にいろんな工作をします。


乾燥待ち間の作業

 キャノピーの後ろの胴体上面は風船張り(甲板張り)で仕上げます。その形状を維持するための胴枠を作ります。


 ところで涙滴型ではないキャノピーを付けた飛行機のキャノピーの後ろの部分又はそのスタイルをどう呼ぶんでしょうか。ファストバックは自動車用語でしょうし、レザーバック(razorback)という言葉がありますが海軍の96艦戦や米陸軍の初期型のP-47のように後方視界を確保するため?えぐれているスタイルのことを言うようです。タートルバックと呼んでいる例も見ますがどうなんでしょう。


 部品図を平らなところに広げ、ビニールを敷き、細板を切ったり削ったりして組み立てます。

 胴枠が組み上がった状態はこんな感じです。部材はイモ付けですが強度を担当する部品ではありませんから困ったことはありません。


 胴枠の骨組みが組み上がったら部品図を切り抜いて枠に貼り付けて図面どおりに形を整えます。部品図の貼り付けはシワができないとされるスティック糊を使いますが水性ですから多少紙は伸びます。糊を塗って、一呼吸おいてからバルサに貼りつけると加工が終わった後パリパリという感じではがすことができます。

 外形を整えている途中の状態です。カッターで大まかに切った後印刷した線ギリギリまでペーパーで削ります。


 胴枠の組立てと並行してエンコンサーボのベッドも組み立てます。


 合板を切り出すのが大変なので最近は組み立て式にしています。組み立て式のサーボベッドは合板の切り出しより強度が劣ります。サーボの力は結構強力ですから機体に取り付けるときは気を付けます。
 乾燥後も柔軟性があるゴリラウッドグルーで接着します。


 タンクベッドが簡単に取付け・取り外しができるかの点検もしました。

 目論見通り、最初に胴体の底に点火ユニットを置き、タンクベッドをねじ止めし、タンクを取り付ける、という積み込みが可能です。タンク台がセンターからずれているのはエンコン用のケーブルを通したり、プラグコードをかわしたりしなければならないからです。

前の側板の加工

 胴体前方下部の側板はバルサ・スチレンペーパー・バルサの積層構造(?)ですから、接着剤の水気が飛ぶまでクランプで挟んおきます。剥離しないレベルまで乾燥が進んだらペーパータオルをかませて水気が抜けるのを促進します。しっとり感が残っているうちにクランプを外すと反り返る危険がありますからあわてないことです(経験があります)。


 胴体の後ろ側の側板に滑らかにつながるように現物合わせで形を整えるためにバルサを足さなければならないところが出てきます。

 こんな風にバルサを追加しました。

 前の側板を付けるとこんな具合です。バルサを継いだところが分かりますがまあいいでしょう。
 胴体下側の工作はこれで区切りがつきました。


 胴体の下側を工作台に置いて胴体上部の工作や艤装作業をするので保護のための厚紙を付けておきます。前の側板はイモ付け状態で弱いのでスタイロフォームのブロックを付けておきます。スタイロフォームの端材はキャノピーなどを作った時に大量に出ます。


 次は胴体後部上面の工作です。

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