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ヘッドライトの古ぼけ対策 飛行場で研磨、塗り直し

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 ヘッドライトのくもりの問題です。そもそもヘッドライトはどう手入れするんでしょう。デミオの取説を見てみます。

 削っちゃいけないということですね。カーボネートは耐衝撃性が強くても摩擦には弱いですからね。

 変なものは付けるなということですね。ポリカーボネートはポリエチレンやポリプロピレンと違って化学的に弱いですからね。

 通常のお手入れの仕方は分かりました。でも、取説にはヘッドライトがくもったり黄ばんだりしたらどうすればよいのかは書いてありません。素人には手を出さないでほしいんでしょう。でも、ピカピカにしたいんですよね。

 

 ヘッドライトのくもりを取る手段としては、削って磨く、削って磨いてから何かのフィルムを貼る、削って塗装する、削ってから溶剤(おそらくジクロロメタン(塩化メチレン))の蒸気で溶かして滑らかにするという方法があります。

 ポリカーボネートの表面を溶剤の蒸気で溶かしてならすというヘッドライトスチーマーとかヘッドライトリムーバーというやり方は、クラックが入る、ポリカーボーネートの地が出るだけだから耐久性がないということで大流行とまでは言えない感じです。ちなみに、外国ではアセトンの蒸気でやることもあるようです。虫除け(溶剤だよね)を塗るライフハックもこの類いでしょう。

 ヘッドライトリムーバーについてはショート動画がアップされています。

- YouTube

 この動画のコメント欄がすごい。ぼろくそに叩かれています。


 オーソドックスに劣化した層を削り取って何らかのコートをするのが良さそうです。2液性ウレタンのクリヤを塗るのが一番良さそうで、ディーラーの整備士の人もそう言ってました。が、そういうことができるのはちゃんとしたガレージがある人に限られます。


 じゃあおまえはどうしたのかといえば、ペーパーで黄色い汁が出なくなるまで水研ぎしてくもった層だけ削り、水性ウレタン(水性だからプラスチックを侵さないはず)を塗りました。

 最初に塗ったのが3年前の2022年8月、水性ウレタンは1年後にもしっかり残っていました。

 2年経つと太陽光の直射を受けるのか、またしても上の方の水性ウレタンがはげてきました。ポリカーボネートの地が出たところはくすんでいるのに対して水性ウレタンが残っているところの透明度は下がっていません

 この時点で、「水性ウレタンの塗膜は地のポリカーボネートより長持ちするな」と判断しました。

 それで、約2年後の2024年5月に水性ウレタンを塗り直しました。

 このときは、「まだ健全な水性ウレタンを剥ぎ取ることはないだろう」と考えて、ウレタンが残ったところとポリカーボネートの地が出てしまったところに段差ができることを承知の上で、ポリカーボネートの地が出てくもりが出てきたところを重点に水研ぎして、水性ウレタンが残っている部分は足付する程度に水研ぎして、全面にウレタンを塗りました。


 さて、それからさらに1年半経ちました。

 ウレタンがまた剥がれてきてまだらになってますね。上の方の水性ウレタンが剥がれたところではポリカーボネートの地がかなり劣化していますが水性ウレタンが残っている部分は透明なままです。屋内用とはいえ、水性ウレタンがかなりの耐久性を持っていることが分かります。この状態でも車検には通るでしょうがはげチョロなのはみっともない。

 そこで、全体を足付けして水性ウレタンを全面に塗ることにしました。

 1500番の耐水ペーパーで水研ぎをしました。ポリカーボネートの地が出ている部分からは劣化したポリカーボネート由来であろう黄色のとぎ汁が、ウレタンが残っているところからは水性ウレタンが削られた白い研ぎ汁が出てきます。

 研磨がかなり進んだ状態です。ポリカーボネートの地が出てきた部分とウレタンが残っている部分との境界が分かります。ウレタンを全部剥がした方がいいんじゃないのとのご意見はおありでしょうが、面倒くさいので残ったウレタンの塗膜はまだ大丈夫そうなので剥がさないことにしました。

 この状態でウレタンを塗れば、地が出たところは水性ウレタンが1層、ウレタンが残っているところは重ね塗り、という状態になります。

 水性ウレタンをスポンジハケで1回塗って乾かした状態です。手塗りである以上、刷毛目は出ますが透明度は戻りました。幸い、ウレタンが残っているところとポリカーボネートの地が出たところの境界はほぼ分からなくなりました(刷毛目にまぎれて分かりにくくなったのかな?)。

 ビフォー、アフターはこんな感じです。「あんまり変わり映えしないね」とは言わないでください。

 気が向いたら重ね塗りして塗膜を厚くするかもしれません。

 研磨から塗装完了まで2時間くらいです。この工程を1年に1回とか2年に1回とか繰り返せばかなり長持ちしそうな気がします。

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