利根川河川敷死の彷徨 草むらでの方向維持
ほぼ毎日ブログを更新しているのですが、7月10日から更新が途絶えていました。
年金生活フライヤーは死んじゃったかな、と思った方々もいらっしゃるかもしれませんがまだ死んではいません。が、死にかける経験をしました。
簡単に言えば、ヤブの中に落ちた飛行機を探しに行って、帰り道が分からなくなって座り込んでいたところを消防に助けてもらった、ということでした。
周囲に迷惑を掛けた恥ずかしいことなのですが事故防止の観点から記事にします。

落ちた飛行機(こてるRCGF-2)はすぐ見つかりました。飛行場の境界から30mくらいでした。このときはまだ余裕があったので写真を撮ってますね。
木に引っかかっていた飛行機を降ろすのに体力を消耗したのでいったんヤブから出て水分を補給して再度回収に向かいました。このときは僕一人になりました。
ヤブをかき分けて機体のところまで行き、胴体から主翼を外し、主翼をもって帰ろうとしたらヤブに入って来た入口が見つからなくなって、2時間くらいヤブの中を歩き回りました。
そのうち両足が痙攣し始め、唾液も出なくなりました。携帯で助けを呼ぼうとしましたが歩き回っている間に携帯を落としてしまったので連絡の付けようがありません。動き回ったら熱中症で死ぬなと思ったので、座り込んで体力の回復を待って行動を再開しようと考えました。
その間、車があるのに僕がいないことに気がついたクラブ員が消防を呼んでくれていました。消防の方々が声を掛けてくれたので「ここでーす」と叫んで助けてもらったという経緯です。
その後、救急車に乗せられて10日と11日の2晩入院しました。12日の土曜日に退院してすぐに機体を回収、さらに13日の日曜日に落とした携帯も発見しました。
僕らのクラブ発足以来の大事件だったかもしれません。飛行機仲間を始め多くの方々に迷惑を掛けました。
単独行動は絶対にダメという当たり前の原則の他、今回の事件?での教訓を得られました。
機体を回収に行った時と、さらにその翌日に携帯を回収に行った時は、同じことをしてまた遭難状態になったら大変ですからそれなりの準備をしました。

たいしたことではなくて、自分がどこを通ったかがわかるようにひもを用意して、ひもを繰り出しながら進んでいきました。消防の方の話では背丈を超えた藪の中を行動するときは方向が分かるように目印を付けるのが原則だとのことです。
機体は飛行場の境界から10mも離れていないところにありました。携帯を探す時は10日の木曜日に僕が2時間歩き回った跡をたどったのですが、50m以下の範囲でヤブの中をグルグル歩き回っていたことが分かりました。動くのをやめて座り込んでいた場所は飛行場の境界から10mも離れていませんでした。
ただのひもですが針路の維持と自分の位置の標定に非常に効果ありました。捜索終了後にひもを回収するのが面倒なのが欠点ですけどね。
千葉県市川市には「八幡の藪知らず」という竹藪があります。「あんな狭いところでどうすれば出られなくなるんだろう。昔は広大な藪だったのかな」と思いましたが僕がさまよった河川敷のヤブは長辺が50m、短辺が30mくらいの狭いヤブです。こんなヤブでもちゃんと用意をしないと「藪知らず」になると言うことです。
よく、ラジコン機を抱えたまま熱中症で死んだ人がいたとか川に落ちたラジコン機を取りに行って溺れたという話を聞きますが、自分も危うくそういう目に遭うところでした。