4サイクルエンジン用吹き返しトラップチャンバー(改)を作る-3 中子の仕上げ~本体を型から抜く
4サイクルエンジン用吹き返しトラップチャンバー(改)の工作に戻ります。
中子が乾いてカリカリになりました。

中子のデコボコは彫刻刀や切り出しをキサゲのように使ってならします。ゴム風船でくるむのでツルツルにしなくても大丈夫です(言い訳がましいな)。ゴム風船をかぶせるときに破けないように角も丸めます。

エポキシ樹脂を染み込ませます。
中子に塗った樹脂が硬化すればチャンバーの本体の成形を始めます。上下2分割の本体を作るので中子用、型用のゴム風船が都合4個必要です。失敗するときのことを考えてダイソーで新しい風船を買いました。

左は10年以上前に買ったマレーシア製で20個入り、右は今回買った日本製ですが8個しか入っていません。マレーシア製はゴムの産地だから安かったのでしょうか、インフレの影響でしょうか。
ホイールパンツ取り付け用ブラケットの修理などをしているうちに中子に塗った樹脂が固まりました。

中子と雌型をゴム風船でくるみます。サーボカバーを作るときからの経験があるので手際が良くなってきました。

クッキングシートの上でクロスに樹脂を含浸させます。クロスは#200のガラスクロス2枚の間にサーフェスマットを挟みました。
吹き返しトラップチャンバーは外から見えるものではありません。サーフェスマットの役目は表面をきれいにすることではなくピンホール(油漏れの元)をなくすことですから製品の外側ではなくクロスの間に挟みました。

クッキングシートから樹脂を含浸させたクロスを剥がして雌型の真ん中に置き、

中子を押しつけてクランプで挟み、硬化促進加熱箱で硬化させます。加熱させてはいますが製法としては「コールドプレス法」というやり方でしょう。

クランプを外した状態です。

ゴムを裏返せば中子と雌型は簡単に外せます。貼り付いているゴムはゆっくり引っ張って剥がします。

クロスの間にサーフェスマットを挟んだおかげか、ピンホール的な欠陥はできていませんが樹脂が回っていないところがあります。樹脂をケチったせいかもしれません。クランプで挟んだとき型と中子の間から樹脂が流れ出す程度にたっぷり塗っておけば大丈夫じゃないでしょうか。
これはあとで修正します。
せっかく樹脂を混ぜたのでサーボカバーも作ります。

黄色のゴム風船でくるまれたのが中子(左)と(雌型)です。
同じ作り方では芸がないので今回は薄手のサーフェスマットと#200のガラスクロスの組み合わせにしました。強度を増してピンホールもなくそうという魂胆です。

サーボカバーはこれで5個目です。

チャンバーと同じ要領です。ゴム風船をはがしていきます。

うーん、プランクで押さえつけるとゴムがFRPに強固に貼り付く感じです。この製品は肉厚(#200のクロスとサーフェスマット)だったからこの部分に局所的に強い圧力が掛かったからでしょうか。まあ、こそげ落とすことはできますから問題ありません。
サーボカバーのような強度の必要がない部品は#200のグラス1枚の表面をサーフェスマットでならすと厚さと仕上がりの具合が良い感じです。