こてるNGH 木目調塗装 第2ロットの作業開始
こてるNGH用のカウルと新しいホイールパンツの組立てが終わったのでいよいよ塗装です。
こてるNGHの工作の中ではキャノピーが木目調塗装の第1ロット、カウルが第2ロットになります。第2ロットは第1ロットより出来が良くなってほしいものです。
ウレタンを吹く前にやることが結構あります。
下地処理
こてるNGH用のカウルと、これと一緒に塗装する新規作成のホイールパンツは型から出したままの状態です。また、未塗装のまま運用中のカウルとホイールパンツもほぼ型から出した状態のままですから塗装下地を作ります。
エッジとか合わせ目を120番で整えて全体を320番で水研ぎして足付けします。この段階で塗装では直しきれそうもないピンホールとかの樹脂が回っていないところが見つかります。普通の色塗装と違い、木目調塗装では表面の欠陥は木目に紛れてわかりにくくなるのですが、そのままでは良心がとがめますからパテで修正します。

パテは柔らかめのハナクソ粘土状になるまでマイクロバルーンを混ぜたエポキシ樹脂です。
右上のホイールパンツは左右をつなげる時に樹脂が足りなくて内側のリボンだけに樹脂が浸み込み、継ぎ目の所まで樹脂が回っていないので線状にパテをすり込まなければなりませんでした。
パテが硬化したらもう一度ペーパーを掛けます。

研ぎ終わりましたが写真じゃ違いが分かりません。この段階で分かった欠陥は直したつもりです。とはいっても色を付ければピンホールとかの欠陥がどんどん見つかります。
こてるNGHのカウルにも同じことをします。

こちらのカウルは樹脂をケチったのでピンホールが大量にできています。直し残しがあったらがっかりするので赤のマジックでピンホールの位置をマークしました。
樹脂を少なくすれば軽くなりますが仕上がりが悪くなります。修正に手間が掛かるしケチった分以上の樹脂やパテを使う結果、結局は軽くもならないので樹脂はケチらない方が良いでしょう。たっぷり塗って余分を吸い取るのが賢いやり方が良いでしょう。同じことを何回も書いた覚えがあります。
持ち手と塗ったものを置く台
僕は吹き付け塗装するときはアマチュアらしく?小物はもちろん主翼や胴体であっても左手で塗装する物を持って右手のハンドピースで塗装します。塗装する物を裏返したりひっくり返したりが自由自在なので非常に塗りやすくて便利です(ただし、胴体くらいになると結構大変)。
塗装する物をじかに持つと手袋をするにしても手が塗料だらけになります。その手で車に触ったりしたら悲惨なことになりますから持ち手を作ります。

ホイールパンツはアイスの棒を持ち手にします。グルーガンの接着剤(というのかな?)は用が済めばむしり取れますが食いついて樹脂が残るときがあります。そうなったらいやなので接着面にはマスキングテープを貼って、マスキングテープの所に接着剤を盛って持ち手に接着するようにします。
塗ったものを乾くまで手に持っておくわけにはいかないので塗ったものを置く台も必要です。

ホイールパンツは何回も塗装する機会がありますからアイスの棒を差し込む細工をした特製?の台を作っておいています。
台が長方形でないのは、ペットボトルのキャノピーの型を作った時のファルカタ材の端材を使ったからです。
アイスの棒は幅10mm、厚さ2mmという規格があるようなので持ち手をアイスの棒にすればホイールパンツ以外のものにも使えます。
これは結構便利に使っていますが、こういうつまらないものを作るのが実にアマチュアらしいと言えます(自慢してるのかな?)。

カウルの持ち手と台は使いまわすことはないのでその辺の物を使って作りました。こちらはエア缶の空き缶とホームセンターの端材コーナーに合った合板の切れ端をくっつけて持ち手兼台にし、エア缶をカウルの内側に貼ったスタイロフォームの切れ端にくっつけました。こういう適当なものを仮に固定するにはダイソーで220円で買ったグルーガンが便利です。

塗るものを勢ぞろいさせました。車で運ぶ途中で塗ったものが倒れないように角材をTの字にしたりしています。
飛行場で塗装するのはいろいろと準備が面倒です。
バルサ色1回目
11月24日の日曜日、快晴微風という好条件で塗装開始です。
クラブ員の車や飛行機に塗料のミストが飛んでは迷惑ですからクラブ員が集まる前に風下で店開きしました。
バルサ色塗装の1回目は(2回目も?)板金塗装で言うサフェーサー塗装の代わりです。最後の方はエア缶の圧力が下がって本物のエアブラシ程度しか塗料が出なくなって手間取りました。

10gの塗料を塗った直後はこんな感じです。色は付いています。でも、

近くで見るとこの通りです。塗装前に危ないかなと思っていたところは漏れなくピンホールが出ていました。色が付いたことで左右を継いだところの痕も目立ってきました。
快晴微風ということは飛行機を飛ばすのにもよい条件です。

塗装道具を片づけたら人が集まりだしました。電動機が主流になりつつある中、この日はなぜか6人中4人がエンジン機持参という珍しい比率でした。僕もカウルを外したこてるNGHを3回飛ばしました。

太陽光線の下で色合いを見てみました。色が薄いのですが木目を入れればミディアムバルサっぽくなるかもしれません。
カウルがないとやっぱりカッコ悪いですね。
第一次修正
夕方、爪を立てたら跡が付くかなというくらいに硬化が進みました。パテでピンホールを埋めるのですがペーパーを掛けた後だと色が抜けてピンホールがどこかわからなくなるのでペーパーがけの前にラッカーパテをすり込みました。

パテだらけですね。

パテが乾いたら320番で水研ぎしました。せっかく色が付いたのですがハゲチョロになったのはもったいない。
ピンホールが埋まっているかは2回目を吹かないとわかりません。