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遭難機捜索に備えて暑熱馴化訓練、ウォーキング程度じゃ訓練にならないかな?

年金生活フライヤー

 暑い中で落ちた飛行機を探す時に熱中症になってはかなわないので「暑熱馴化訓練」をすることにしました。自衛隊でも(どこでもかな?)墜落した航空機の乗員を助けに行く捜索救難隊は厳しい肉体訓練をしています。

 「暑熱馴化(しょねつじゅんか)」って何だ?と思う方はネットで調べてくださいね。

 暑熱馴化訓練の最中に脱水症状から熱中症になったら大変ですから1リットルのペットボトルに粉末のポカリスエットを入れて準備しました。


 昼飯の後の一番暑い時間帯を狙って1時間半の間、近所を歩き回りました。

  風通しの良い森の中は気持ちが良いですね。

 森を出て歩いて行くと歩道に何か落ちています。

 まだ青い栗でした。

 こういう木陰になっているところをいくら歩いても暑熱馴化の効果は期待できません。

 カンカン照りのアスファルトの上も歩きました。

 この2枚は道路拡幅中の工事の写真です。森だったところを切り開いてどんどん開発が進んでいます。

 こんな写真をアップしたら僕が徘徊している場所を特定されるかもしれませんが特定作業をするようなヒマ人はいないでしょう。特定されても困りませんしね。


 暑熱馴化訓練の結果ですが、足は疲れて汗びっしょりになりましたが、流した汗の量は飛行場に座り込んでいるときと変わりません。喉の渇きも感じなかったので1リットルのポカリスエットにも手を付けませんでした。

 もっと負荷の掛かる運動をしなければ暑熱馴化訓練にならいなという気がしますから安全確保の処置をしっかりして飛行場の周りのヤブの中を歩くとかのより実践的な訓練をしようかなという気もします。

 まあ、そもそも60代後半のじいさんがそんな訓練をしていいものかという疑問もあります。


 さて、帰宅後あらためて「暑熱馴化」についてネットで調べたら「発汗能力を強化して体温を低下させる能力を向上させること」というのが目的のようでした。ということは元々汗っかきの僕には暑熱馴化訓練の必要はないのかもしれませんがちょっと納得がいきません。


 体温を低下させるためには皮膚の表面が湿る程度の発汗で十分であり、発汗量が無駄に多くなってダラダラ流れては水分が無駄に消費されて脱水症状になる恐れがあります。また、汗をかくためにも人間の体が何らかのエネルギーを使っているかもしれません。昔は運動中に水を飲むとバテると言われていましたし、現代のアスリートも競技中はパフォーマンスを低下させないようにスポーツドリンクをがぶ飲みしません(と言われています)。


 僕が若い頃(50年前)は体を鍛えれば汗をかかなくなると言われていました。水を飲む量を少なくするため、つまり水が手に入れにくい状態に対応できるようにするためは発汗量を減らす、つまり体温低下に必要最小限な発汗量になるように体を順応させる方が目的にかなっているんじゃないでしょうか。そういう体になれば脱水症状になりにくくなります。


 昭和の自衛隊時代、水筒の水をなるべく飲まないのがエライとされていましたが、意味のないことではなかったと思います。

 自衛隊では一部の部隊では今でもやっていると思いますが、ゴム引きの(ではないかもしれませんが通気性がゼロの)化学防護衣と防護マスク(ガスマスク)を付けて暑い中を走る訓練をやってました。走った後は長靴(皮の半長靴では化学剤が浸透するからゴム長)に汗がたまって逆さにすると「ジャー」と流れ出るほどでした。あれは発汗能力を強化する、つまり発汗量を増やすというよりも発汗量をコントロールする、つまり体温低下に必要最小限の発汗量にさせるための訓練だったんじゃないかと思ってます。


 一方、生命に関わる脱水症状になって熱中症の領域にはいると汗をかかなくなります。うなじが乾いているのが熱中症の判断基準の一つだということを教範か訓練資料で読んだ記憶があります。

 実際、訓練中に熱中症で倒れた隊員を救護したとき服を脱がせたら、服も体も乾いていた記憶があります。

 こうならないように水を補給することは当然です。

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