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エンジン機のキャノピーをスタイロフォームで作る-9 2回目の吹き付け

 11月2日金曜日の朝、2回目の白の吹き付けをしました。
 主剤を12g、硬化剤をその10分の1、前回の失敗を受けてシンナーは少なめの9ccにします。前回のようにタレができると面倒なのでガサ吹きをした後、シンナーを少し飛ばしてから濡れた面になるように吹きました。

2回目は概ね成功

 元がスタイロフォームとは思えない状態になりました(自画自賛)。塗料が濃い目(粘度が高い)だったため、垂れずに色がしっかり着いたのは良いのですが厚塗りになったなという感じです。
 薄けりゃ垂れる、濃ければ厚塗りになるというので難しいものです。多くても数か月に1回しか吹き付け塗装をしないのですから技量の積み重ねができていません。


 よく見るとゴミが付いています(写真じゃよくわかりませんね)。屋外の作業ではよくあることです。


 シンナーの匂いが無くなるまでグライダーを3回飛ばしました。弱めのサーマルがあちらこちらに出ていたので平均1分のモーターランで10分以上飛ばすことができました。
 グライダーを飛ばすときはなぜか椅子に座りたくなります。


窓の部分の塗料

 枠の部分が白くなり、キャノピー全体の表面が許容できる滑らかさになったので残す工程は窓の部分の塗装だけになりました。


 以前、飛行場で塗料を調合しようとしてビンを傾けたら塗料が出て来なかったことがありました。そうなっては困るので調色済みの塗料(白に青と黒を適当に混ぜたもの、同じ色は二度とできない)が固まっていないかチェックしました。
 

 THCの塗料は傾けても動かないレベルで固まっていました。右端のローザの塗料はちょっと緩めの水飴くらいで傾けてもなかなか流れません。粘度が下がることを期待してすべてにシンナーを入れました。ローザの塗料がましな状態なので元の粘度になるまでシンナーを加えてこねました。追記:こういうことはあまりしない方が良いかもしれません。こうして再生した塗料を次の日に使って痛い目に遭いました。
 THCの塗料のガラス瓶でも塗料を小分けして保存していますがそれほど硬くなりません。ポリのボトルはそうはいかないようです。

ゴミ取り兼足付け

 指紋が付かなくなる程度まで硬化させてから(6時間後くらい)800番で水研ぎしました。320番とか400番のペーパーで研ぐとその上にかなり厚塗りをしてもペーパーの跡が出てきますが800番ならほとんど気が付かないレベルになります。
 足付けの意味で全体が曇りガラス状になるまで研ぐ考え方もあるでしょうが、ウレタンにウレタンを重ねる場合は食いつきが良いのでゴミを取るレベルで済ませました。写真を撮ったのですが映りが悪いのでアップしません。

マスキング

 枠になるキャノピーの縁をマスキングします。硬化が進んでいない塗料の上にマスキングして悲惨なことになった経験がありますから作業は夜になってからです(10時間後)。曲線になる部分のマスキングにはビニールテープを愛用しています。パクトラのエアログロスドープの説明にも塗り分けには電工用のビニールテープを使えと書いてありましたからあながち間違いではないでしょう。

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