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EPぴこりんのグレード?アップ、カウル編完結、次のシリーズはフロート

 カウル取付けネジの座繰り風加工が上手くいったか確かめます。今の時期だと24時間硬化型のエポキシ接着剤も一晩経てば硬めのゴムくらいに固まりますから離型が可能です。

座繰り風加工は成功、仕上げの塗装

 ネジはパキッと外れて座繰り風加工は成功です。なぜ座繰り「風」と呼ぶのかと言えば座面を繰っていないからです。
 後は赤の水性スプレーを吹けば完成です。

 こんな具合に持つところを付けて飛行場に持って行きました。

 気泡がつぶれ切っていない、白が抜けてスタイロフォームの地が出たところはきれいな赤になっていない、320番のペーパーの目が消えていない、という、僕の甘い基準でも微妙な出来です。
 赤を剥いで白を塗ってもう一度赤を吹けばきれいになるでしょうが、軽くしたいし鏡面仕上げにしても地がスタイロフォームですからすぐに凸凹になるのでこれくらいで妥協します。

 重量は12.7g、素のスタイロフォームの状態で8.2gですから4.5gの増加です。前作は磁石を二つ付けたので16.7gになりました。磁石を使わなかったことで軽量化にもなっています。

フロートを作ろう

 グレードアップのくくりの作業として人形の製作、ダミーコクピットの作り込み、ホイル―パンツの作成などを考えています。
 グレードアップ作業とは違うくくりの作業としてフロートを作ることにします。


 フロートの第一作はこちらです。発泡素材で何かを作った最初の作品でもあります。

 左右のフロートをつないでいる部材はヒノキの板をカーボンクロスで挟んだ複合材?です。この時グラスを貼るのに使ったエポキシはにおいがきついアメリカ製でアメ色でした。途中まで塗装した段階で使い始めたのですが性能がパッとしないのできれいに塗装する意欲がなくなったという経緯があります。

 第一作なのにフロート底面をV型にしてしぶき止めの板を付けたりした意欲作でした。しぶき止めの効果は絶大でしたが余計なところに凝った割には肝心な基本的性能は、前が短くて離水時に急にスロットルを開けたり、雑な着水をするとつんのめる、後の容積が足りなくてタキシング中にアップを引くと胴体後部が水没するという残念なものでした。
 フロートとしては機能しているので作り直すことなく年に数回の頻度で20年くらい使っています。
 これを流用しても残念な結果になるしスタイロフォーム工作にも慣れてきたのでピコリン用には新作を作ることにします。
 とりあえず設計図を引きます。

 僕にはまともなノウハウはありませんが前作の経験から、〇つんのめらないようにフロートの先端をプロペラ回転面よりかなり前に出し、〇ステップからフロートの後端を結ぶ線の角度を深くして離水するときに機首を上げられるように設計しました。

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