年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

EPぴこりんの製作 ダミーコクピットと人形②

 EPぴこりん用の人形製作の続きです。

人形の製作に苦闘

 硬化促進加熱箱から取り出した物体です。これを胸像のような形にしなければなりません。
 設計図?に基いて形を整えていくのですが・・・

 本物の人間なら鎖骨が来るあたりの構造がヤワです。

 剛性?を高めるためにスタイロフォームの粉をエポキシで練ったもので補強します。
 何度も書きますがマイクロバルーンで樹脂の粘度をあげても水飴状に流れます。一方、スタイロフォームの粉やバルサの粉を使えば練り歯磨き状に形を維持します(揺変性というのはこういう現象なんでしょうか)。


 腕と胴体を一体で作るのは無謀なのでまず胴体を作るのですが設計図をバージョンアップして正面図も描いてお手本にします。こんな殴り描きでもあるとないとでは作りやすさが大違いです。


 スタイロフォームの芯をかなり削ってから「ふわっと軽いねんど」でくるんでおおざっぱに成形します。

 パイロットのエリーちゃんは女の子ですから女性らしさを表現したつもりです。肩幅も狭いしまあ、男には見えませんね。
 グライダーほどではありませんがパイロットは高いGに耐えられるように仰向けに近い形で座るという想定にしています。これだと首を前に曲げる姿勢になるので首と肩の関係やのどから胸骨までのラインを表現するのが激ムズでした。
 ここまで作るのにイラスト、フィギュア、塑像関係の情報をネットであさりながらスタイロフォームを削ったり足したり、粘土を盛ったりはがしたりで数時間かかりました。


 粘土が乾いたら次の作業に進みます。


無人航空機登録関係の作業

 無人航空機登録をするとき、国交省のドローン登録システムで「メーカーの機体・改造した機体」を選択し、「製造者名」を「日本模型航空連盟規定による機体仕様限界」、「型式名」をRCK経由で登録した自分のクラブ名にすれば「機体の種類」はヘリだろうがグライダーだろうが自動的に「飛行機」(動力付きの固定翼機)になります。
 このやり方を僕らは「クラブ名登録」と呼んでいますが、これなら国交省に機体の写真を届け出る必要はありません。機体の写真と無人航空機登録記号の紐づけや所有者の連絡先などの管理はクラブの責任になります。


 ということでクラブで管理するための写真を撮りました。

 こちらは全体写真です。飛行場に持って行くと飛ばしたくなるので狭い自宅で撮影しました。
 赤一色ですね。キャノピーの枠も赤にしたら見映えが落ちていたでしょう。飛ばすわけではないのでパイロットは乗せていません。

 登録記号が分かる写真も必要です。この2枚をクラブで管理します。
 成り行き上、クラブでのこういう業務の担当は僕になりました。

左右主翼の入れ替え

 以前の記事でも書きましたが水上機として運用するときはエルロンコントロールロッドの出口を上にしたいと考えています。OKの水上機にもエルロンサーボが主翼の上に付いている製品があったような気がします。
 この機体では左右の主翼を入れ替えればエルロンホーンの出口を上にすることができます。カンザシとアラインメントピンは左右両方の主翼を交換しても問題ないことは確認済みなので主翼固定用のラッチが左右を交換しても機能するか試してみました。

 主翼側の爪と胴体側のピアノ線がめでたくパチッとはまりました。良かった良かった。僕にしては珍しく高い工作精度です。
 エルロンコントロールロッドの出口を上にできることは確認できましたが出口を下にして侵入した水が抜けやすいようにするのもありなような気もします。どうなんでしょうね。

×

非ログインユーザーとして返信する