代替ドープ仕上げの電動機 飛ばせる状態になったけど・・・
代替ドープ仕上げの電動機の工作は最終段階です。
主翼の抜け止め
主翼の抜け止めはいつものやり方です。この辺の工作については以前にも書きました。
組み込む部材はこんな具合です。ピアノ線は1mm、ピアノ線にかぶせるチューブは何かのスプレー(スプレー式のエアダスターだったかな?)の延長ノズルです。FRP板は1mmです。FRP板は模型用として買うよりも電気部材のお店で買った方が安上がりのような気がします。
工法は同じですが作るたびに構造が簡単になっています。これを胴体に組み込めば完成です。
電池も積んで重心位置も確認しました。電池を前の方に積めばカウルなしで33%くらいの所になります。カウルを付けて前が重くなっても調整可能でしょう。
エルロンサーボのリード線が長すぎるので配線をまとめた方がよさそうですがこれで飛ばせるようになりました。
無人航空機登録
さて、飛ばせるようになったから飛行場で試験飛行というわけにはいきません。
無人航空機登録をしないでラジコンを飛ばせば、また、無人航空機登録をしてもリモートIDなしで特定区域以外で飛ばせば航空法違反になって1年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられます。
前科持ちになるのはいやなので国民の一人として法律を守るべきですから試験飛行の前に無人航空機登録と、登録後の無人航空機を特定区域で飛ばす機体に追加する作業が必要です。本当は飛ぶのが分かってから無人航空機登録したいんですけどね。
無人航空機登録の申請から無人航空機登録記号が発番されるまではシステム上でオートマチカルに進みますが、特定区域への無人航空機の追加は最近では5開庁日(最低で1週間)くらいかかります。
機体ができた、さあ飛ばそうという流れにするには、完成時期を予測してあらかじめ無人航空機登録と特定区域へのその無人航空機の追加の届出をしておく必要があります。今回は無人航空機登録のタイミングが遅くなりました。
無人航空機登録と特定区域への追加の届出の確認が終わるまでの時間を利用して追加の工作をします。
カウルを作らなければ
カウルについてはノーアイデアでした。図面なしの現物合わせで作ることにします。材料はスタイロフォームです。
エンジン機と違ってキャブレター、マフラー、ニードルバルブ用の切り欠きがないので作るのは楽です。
型紙を作ってスタイロフォームのブロックを切り出し・・・
数十分の作業でここまでできました。
ダミーコクピットとパイロット人形
パイロットのエリーちゃんは1/6スケールです。
機体も1/6スケールだとすると胴体の内のりが70mmですから実機に拡大すると420mmになります。いかに細身の女性でも幅42㎝の機内に入れば身動きが取れません。膝の間の操縦桿を左右に倒すことすらできない感じです。
実機?感を損なわずに腕や操縦桿、できればスロットルレバーを再現するのは難しそうです。
エリーちゃん純正の手は頭に比べて小さくてバランスが取れないし、作りがチープで流用する気にはなれないので自作になります。自作のためには手や腕の作り方について情報収集して練習しなければなりません。
コクピット回りも実機の知識が皆無なので情報収集が必要です。
ダミーコクピットの作り込みとパイロット人形の工作は初飛行後も続くでしょう。これについては別シリーズにします。需要はあるのかな?