代替ドープ仕上げの電動機 塗装が終わって艤装が本格化
塗装の合間にハッチやダミーコクピットの作業を進めていて完成状態になりました。機体の本体の方も塗装が終わったので艤装を本格化させます。
ハッチが完成
キャノピーのマスキングをはがしました。目論見通りフレームの内側が機内色、外側が白という感じになっています。
マスキングテープをはがすときにテープに塗料が持っていかれたところがあります。子細に見るとプラスチック用プライマーはキャノピーに残っています。トールペイント用の水性塗料がプラスチック用プライマーに食いつかなかったということです。
ハンドクラフトの世界ではペットボトルにトールペイント用などの水性塗料でアート作品を作っている例が多いので塗料をどうやって食いつかせているのか調べてみることにします。
ハッチはラッチの仕組みを仕込めば完成です。
ラッチの仕組みを組み込むためにキャノピーの裏側からアクセスできるようにしてあります。
まずピンを差し込んでホイールリテーナーを通し・・・
ラッチを前後させるつまみにする3mmビスを取り付けます。キャノピーに開けておいた溝がぴったり合っています。
キャノピーの裏側から押しばねをセットし・・・
ピンのストロークを確かめてホイールリテーナーを3mmネジでしっかり固定してラッチの組込は完了です。
これでハッチは完成しました。フレームの塗装が剥げたところも面相筆で修正しました。この写真に補修したところが写っていますがどこを直したかわからないくらいになっています(肉眼でなら分かるんですけどね)。
ダミーコクピット
メカ関係で一番高くなるのはエレベーターサーボのロッドです。この状態でダミーコクピットがはまるか確かめます。
上手く納まりました。ダミーコクピットの内側を機内色で塗ると舞台裏が見えなくなりました。
操縦桿やパイロットの腕の工作は難易度が相当高くなります。こういう面倒くさいことは後回しにするので初飛行が終わっても続けることになりそうです。
艤装を本格化
塗装作業中は主翼のカンザシとアラインメントピンが通る穴はふさいでおきました。
絹を切り取ってカンザシとアラインメントピンが入るようにします。
胴体後部も水平安定板が通る窓とロッドの出口を開けます。
こんな感じになります。
サーボはもう取り付けてしまいます。主翼のアラインメントピンも固定します。
仮止めしておいた水平安定板を本格的に固定します。30分硬化型のエポキシを胴体と安定板の隙間にすり込込んだら・・・
綿棒で軽くなでてならし・・・
マスキングテープをはがします。透明度の高い接着剤ですからクリヤ仕上げとなじんで違和感がありません(自己評価)。
ホーンの位置を決めます。ポリプロピレンのシート(クリヤファイル)を切り取って作ったダミーのヒンジで動翼を仮止めして・・・
カーボンロッドに無理なテンションが掛からないように注意して現物合わせでホーンの位置を決めます。
水上機としても運用したいので水が入り込まないための用心としてリンケージを内蔵式にしたのですが、こういうところが面倒です。
ラダーのホーンの位置もこんな感じで決めます。重さ9gのサーボですからすんなり動くようにサーボホーン、ワイヤの出口、動翼のコントロールホーンがなるべく直線に近くなるようにします。
今日の作業はここまでです。