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代替ドープ仕上げの電動機 水性パテとの相性は?

 さて、いよいよ絹を張るのかといえばそういうことはなく、水性のバルサパテで表面の欠陥を修正します。

パテ盛り

 なぜ塗装してからパテを盛るかと言えば、バルサ生地にパテを盛るとパテの溶剤でバルサが硬くなって削りたくないバルサだけが削れるからです。
 水性パテの問題点については下の記事の最後の方に書いてあります。




 パテを盛って削る前の状態です。垂直安定板と尾そりの根元、ロッドチューブの出口のまわり、垂直安定板の後縁と胴体後部の接合部の段差に盛りました。
 パテの色がバルサの色と合っていません。アクリル絵の具で調色できるという情報もありますが色絹であればそれほど目立たないでしょうからそこまではしません。

 パテを削ってセルロースセメントを塗った状態です。完ぺきとは言えないまでもあまり目立たないようになりました。2,3回塗装して生地を固めてから水性パテを盛るというやり方は成功です。

 こちらは甲板張りのときにできた隙間にパテをすり込んだ状態です。

 パテを削り落とすとどこを直したかわからないレベルになりました。セルロースセメントを塗っておいたおかげで水性パテの溶液がバルサに染みて変な色になるということはありませんでした。

細かい細工

 細かい細工もします。

ハッチ固定用のラッチ機構

 ハッチを仮止めして胴体側にすでに付けてあるラッチのピンを受ける内径2mmのノイズレスチューブに2mmピアノ線を差します。これをガイドにしてラッチ機構を組み立てます。

 ヘッドレストにラッチのピンのガイドになるノイズレスチューブを取り付けて・・・

 瞬間接着剤で固定します。胴枠とヘッドレストの間に瞬間接着剤が流れると大変ですから注意が必要です。

 ラッチのピンとリテーナーやバネの長さを基準に現物合わせでラッチ機構の枠を作ります。いつもと同じような工法ですが少しずつ工夫を加えています。

 枠はこんな具合・・・

 枠を取り付けるとこんな具合になります。ラッチのピンを前後させるネジのガイドもついています。

 ハッチの裏側からばねとホイールリテーナーを仕込めることを確認します。キャノピーを付けたらここからアクセスするほかありません。

 キャノピーの材料も確保されつつあります。あと1日で飲みきることができます。キャノピーの型は未着手ですけど。

ハッチ固定用ノックピン受けの補強

 合板に貼り付けただけの状態から3.2mmの竹串を通しておきました。外れなければよいのですが。

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