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代替ドープ仕上げの電動機 ドープ仕上げと左右分割式主翼

 主翼の構造は僕のいつもの工法です。
 過去の機体製作記事と変わることはありませんが書いていなかったことを書きます。

リブの作成、バカ穴は効果が薄い

 在庫のバルサの中から一番良い品質のものをプランク材に回すのでリブには残念な品質のバルサを使います。丈夫で扱いやすのですが重いので肉抜きしたくなります。OKのキットは1回作ったことがありますが、1.5mmバルサの肉抜き済みのリブがヤワで扱いに困ったことがありますが僕の場合は硬いので大丈夫です(多分)。
 色絹クリヤ仕上げなのでトランスパレントのフィルムほどではありませんがリブの肉抜き穴が見えます。こういうところをチェックする人がいるので丁寧に肉抜き処理をしました。

 バカ穴を開ける前は19gくらい、

 バカ穴を開けた後は17gで2グラムしか軽くなっていません。やはり「バカ穴はバカがすること」です。この後リブから型紙をはがすと、・・・

 14グラムくらいになります。

 カンザシ受けまわりはこれまでカーボンロービングとエポキシで強化していましたが、カーボンロービングの在庫が少なくなってきたので今回は普通の機体のように合板でカンザシにかかる荷重を主桁に伝えるようにしました。
 組み立てる前に治具?を作ります。

 対称翼や半対称翼の場合、後縁側を浮かせるためにアルミの角材にグルーガンでアルミ板をくっつけています。カッコ良くないのですが最近はこのやり方にしています。

ドープの張りに耐える工夫

 絹張りドープ仕上げをしたことがある人ならわかると思いますが、ドープが縮むとリブや胴枠が来ている部分が出っ張って竹の節のようになります。ドープサイザーで絹の張りを弱くすればある程度緩和できますがそれでも縮みます。
 代替ドープがどれくらい引っ張るかわかりませんしドープサイザーが効くかわからないのでいろいろと対策を講じておきます。
 今回はリブの間隔を50mmにしました。リブの数は中型機と同じになるので手間がかかります。


 経験した人はいるかもしれませんが、左右分割式の主翼をドープ仕上げにすると主翼の中央部のプランク材がへこむことがあります。ありますというよりは絶対にへこみます。

 図示すればこんな具合です。
 これを避けるために左右分割式ではプランク材がへこまないように根元の1区画はリブとリブの間にスタイロフォームを詰めていました。

 今回はバルサの補助桁をかませます。これでもへこむかもしれませんがやらないよりはましでしょう。
 フィルムも引っ張りますがドープの張りは強烈です。翼端が悲惨なことになった経験があります。

 翼端もぶつ切りのままにせずに張力に耐えるような翼端材が必要です。


豊かな自然

 今日は集合住宅の理事会に参加したり管理組合の行事の支度をしたりで忙しかったのですが午後になって飛行場に出かけて雨が降り出すまで電動機を飛ばしました。

 バサバサバサと羽をはばたかせる音がするので見てみるとオスのキジがいました。叫び声も上げています。メスを呼んでいるんでしょうか、それともなわばりを主張しているんでしょうか。暖かくなると雌とヒナを連れて歩いているのも見かけます。同じ鳥でしょうか。
 キジの鳴き声は文学的には「ケンケン」と表現しますがとてもケンケンとは聞こえません。北海道ではキツネの鳴き声も聞きましたが「コンコン」ではなく「ギャー」としか聞こえませんでした。


 飛行場周辺には野生のネコ(鳥を捕まえて食べるのでもはや野良猫とは言えない)のほか、イタチやヘビも見かけます。タヌキは生きている姿を見ませんが交通事故で死んでいるのを2,3年に一回は見ます。コウノトリが飛んでいる動画を撮って野田市に提供したこともありました。近くではイノシシの群れの目撃例もあります。自然が豊かですね。

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