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代替ドープを試す 水平尾翼と方向舵がほぼ完成

 昇降舵と水平安定板の絹張りを自作塗料で、方向舵をセルロースセメントでしましたが、前のブログからさらに2回塗って表面がテラテラ光ってきたので絹の上に塗膜ができたと判断しました。美麗さを追求すればさらに2,3回塗り重ねた方が良いでしょう。

ヒンジは付くか

 生地完成状態でヒンジ溝を切りましたが絹を張ったので溝がふさがっています。

 カッターで絹を切ってヒンジが入るようにします。ヒンジが来るところをボールペンで書いていたのでそれに従って絹に切れ目を入れます。下の方はまだ切れ目を入れていない状態です。

 ヒンジを差し込んで組み合わせてみるとうまくつながりました。コントロールホーンを取り付ければ完成です。

 写真では分かりにくいのですが表面の状態です。同じ回数塗ったのですが酢酸セルロースペレットの自作塗料の方がつやが出ています。
 方向舵に塗ったセルロースセメントはつやがまだ出ていません。釣りのルアーに使うものですからもっとつやが出そうなものです。胴体ができたら胴体と一緒に塗り重ねてみます。

 動翼の重さを測ると25.7g、生地完成の17.2gから8.5g増えています。絹と塗料の重量が完成品の1/3くらいを占めていますが強度の向上に寄与しているのであまりがっかりはしません。

テストピース

 耐グロー性を確認するために1.5mmのバルサの端材でテストピースを作りました。片方はセルロースセメント用、片方は酢酸セルロースペレットを溶かした自作塗料を塗ります。これをエンジン機の胴体底面の排油が掛かる所に貼り付けて実験する予定です。
 下のテストピースにはボールペンで「セルロースセメント」と書いてありますが溶剤で溶けてにじんでいます。

 3年くらい前にセルロースセメントで絹張りをしたテストピースをドブ付で塗膜を作ってみました。釣りのルアーはこうやってコーティングするようです。粘度が低いのでセメントが付きすぎることもありません。
 ドブ付け直後は絹目が完全に埋まっています。ま、当たり前ですね。

 乾くとこんな具合に絹目が出てきます。同じ粘度に薄めた場合は、酢酸セルロースのペレットを溶かした塗料よりも肉持ちは良いのですがウレタン並みというにはほど遠い感じです。ルアーを自作する人はこういうもので満足しているんでしょうか。

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