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代替ドープを試す 準備編-2 御託が続く

 代替ドープの実験をする、とブログに書いてから結構時間がたっています。もう実験が終わって結果について報告するかと言えばそんなことはありません。
 家の用事がいろいろありましたし、ドープ仕上げをする電動機の設計に時間がかかっています。

 主翼と尾翼を作ってどんどん実験すれば良いのですが胴体の設計にも手を付けました。キャノピーは小さ目にして1.5ℓのサイダーのペットボトル1本でまかなえるようにしました。

 ここ2,3日でやっとテスト用の機体の製作に取り掛かりました。ラダーは釣りのルアーのコーティング用の「セルロースセメント」、エレベーターは酢酸セルロースを溶かした自作塗料を試す予定です。

 このようにリブを後縁材にイモ付けして組み上がった後で翼型に削るのはラジコン技術の4月号にも載っていました。

 この記事を書いた加納勉さんという方とは何の面識もありませんが同じようなことをする人がいるものです。後縁をヒノキ材で補強するところも同じです。自分のやっているのと同じような工法が権威のある雑誌に載っていると「俺のやっていることも間違いじゃないんだな」と安心できます。

 垂直安定板と水平安定板は窓がないフルプランクにします。

 フルプランクにするとドープ仕上げの意味がありませんが、今回の機体は水上機でも運用できるようにしたいので水上機に適しているドープ仕上げにします。


 なぜドープが水上機に適していると考えるか、文系の人間の御託を並べてみます。
 水上機を運用した経験から言えばドープ仕上げの機体なら湿って持ち重りがするようになった機体でもしばらくすると何となく乾いていきます。
 ドープ仕上げの機体を持っている方なら窓の部分(下にバルサがない部分)が湿度が高くなるとたるむことを経験しているでしょう。酢酸セルロースの最近のウリは生分解性があることです(加水分解するってことかな?)。感覚的にも酢酸セルロースのフィルムであるドープの塗膜は分子レベルの水を通すんじゃないかと思います。


 ドープの実験をするのは尾翼の整形が終わってからですからまだ先です。

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