こてる32用の新主翼、製作編-2
ヘナヘナな骨組をしっかりさせないとカンザシ受け回りの工作ができません。
前縁材、プランク材、リブを固定
前縁プランク材とリブを瞬間接着材で接着します。リブが主桁の部分だけで点付けで固定された状態からかなりしっかりします。
1.5mmのバルサですからリブの曲がりになじみますが跳ね上がりそうなところはマスキングテープで止めておきます。
2mmの前縁材を取り付け、リブの前縁、前縁材、プランク材が接着された状態にします。
前縁材をリブの形どおりに削るのは(僕には)無理ですから前縁材とプランク材は線状に接着された状態です。
それでは心もとないので水性の接着剤(ゴリラウッドグルー)をすり込んでおきます。接着剤が乾いた前縁材とプランク材の隙間が飴色になっています。こういうことをすると重くなるんですがしょうがありません。
これでリブはあまりグラグラしなくなります。
主翼の下半分がしっかりしたところで主桁を接着したプランク材をはめてみます。ぴったりかみ合ったので一安心です。
主翼がこの状態になればカンザシまわりの細工ができます。
右の主翼も同じ状態にまで持っていきます。主翼は作り方が決まっているのでリブさえ切り出せば作業がどんどん進みます。カンザシまわりやエルロンサーボベッドの工作に時間がかかります。
カンザシまわり
カンザシ受けのパイプを作っておかなければなりません。作り方は以前のブログと同様です。
この記事の最後の方にカンザシパイプの作り方が書いてあります。
この記事ではカンザシパイプを型(カンザシそのものが型になります)から外すところが書いてあります。
カンザシパイプは普通のFRPに使うポリエステル樹脂を使って作ったこともありますがにおいがきついのと硬化後に収縮するのでカンザシの抜き差しが窮屈になって主翼を握りつぶしそうになったので二度と使わないことにしています。
カンザシパイプを取り付ける時にはエポキシ樹脂を使いますが、パイプの内側にエポキシ樹脂が回ったらえらいことになります。そうならないようにできたカンザシパイプには蓋をしておきます。