自作パイロット人形を作る-11 パイロットスーツとハーネス?
パイロットスーツの工作を始めました。顔や飛行帽がなまじリアルにできているので襟などもリアルに作らなければつり合いが取れません。
襟とハーネス
立てエリの部分のリアル感を出すために軽量紙粘土で隙間を確保した上でクラフト紙を石粉粘土でくっつけました。
ハーネス(というのかな?)は厚みがあるので飛行帽のように軽量紙粘土で作ります。肩を養生して薄く伸ばした軽量紙粘土を貼り付けて肩になじませます。
肩は石粉粘土を擦り付けて滑らかにし、生地のつなぎ目などを再現します。ハーネスにはポリエステル布(マイクログラスの代替品としてサンキで購入したもの)を張って布地感を出します。塗料をゴテゴテ塗ると織り目が消えちゃうんですけどね。
パイロットスーツとハーネスの塗装
パイロットスーツとハーネスを塗装します。
パイロットスーツの方は粘土を削ってできたケバを押さえるためと表面の強度を上げるために水性ウレタンを塗ります。襟のフラップも水性ウレタンを塗れば腰が出るでしょう。
水性ウレタンが乾燥した後にざっとサンディングして、まず肌色の補修塗装をします。
スーツは白です。フィギュアの製作例を見ると塗装でしわや影も再現しますがそんな技量はないので面相筆で布が重なる所などを表現するにとどめます。ハーネスは白と黒を混ぜてグレーにします。布の織り目が消えないように色が付く程度にします。
飛行帽を被せてあご紐をしめ、ハーネスを装着するとこんな具合です。「できた」と思ったのですがヘッドセットが未完成です。このままでも十分じゃないのという気もしますけど。
いろいろ用事があったのでこの日の作業はここまでです。