自作パイロット人形を作る-10 未完成だけど初飛行
土曜日に自作パイロットに初飛行させることにしました。
あご紐
初飛行中に飛行帽が脱げないようにあご紐を作りました。
あご紐はポリエステルのワイシャツの生地を水性接着剤(ゴリラウッドグルー)で固めたもの、バックルはステンレスの針金です。老眼には厳しい細かい作業でした。
ゴリラウッドグルーは柔軟性があるのでこういう作業に向いています。昔ながらの水性ボンドやセメダインホワイトでもいいでしょう。タイトボンドはカチカチに固まるので折れる恐れがあると思います。
布の織り目のおかげで布製のベルトの雰囲気が出ています(と思います)。あご紐はパイロットに衣装を着せたらしっかり止めます。
まだ未完成ですがこの自作パイロットに初飛行してもらうことにします。
初飛行の前にパイロットに名前を付けました。「こてる32」に乗っているので「こてる」です。
初飛行と問題点
飛行機に乗せて記念撮影です。
100均のエリーちゃんより映えます。こてる32にはこてるに乗ってもらうことにして、2体買ったエリーちゃんは別の機体用に保管することにします。しかし、かえすがえすもキャノピーのフレームが邪魔です。
ギャラリーには概ね好評でした。まあ、他人の作ったものにケチをつける人はいないでしょうね。飛行帽が脱着可能なのは大きなアピールポイントでした。その中にあって「坊さんが乗ってる」と鋭い指摘をする人もいました。なるほど、飛行帽の色が肌色に近いのでそう見えるかもしれません。
飛行服の工作に着手
ヘッドセットが未完成(ヘッドバンドとマイクロフォンができていない)でもあまり気になりませんが服を着ていないのには違和感があります。
パイロットスーツを調べると折り襟が多いようですが民間の曲技パイロットはオートバイや自動車のレーシングスーツのような服を着ることもあります。
室屋義秀さんの写真です。襟は立ち襟(というんですかね?)になっていて折り襟より簡単に作れそうです。
型紙を作って裁縫するようなことはしません。軽量紙粘土を首のまわりに巻き付けて乾燥後に削ることにします。細かい細工は石粉粘土を塗ってから施すことにします。