こてる32を作る-48 塗装①、クリヤ塗装1回目
12月15日は快晴微風の塗装日和です。クリヤ塗装から始めます。
僕の塗装技術は僕らのクラブの中で機体の塗装をするレベルの人たちに比べるとかなりレベルが低いことを自覚しています。ショボい道具と低レベルの技術でどの程度の仕上がりになるかご覧ください。
以前の製作記事を参考に、概ね取説どおり、主剤と硬化剤を合計40g、シンナーを30gで配合して塗装しました。結果から言えばこの量では多すぎました。
クリヤを吹く前のロゴはこんな具合です。水性ウレタンの層が分かりますし、ところどころに残っている紙の層が白くなっています。
転写したロゴの表面の紙はウレタンに沈み込んで透明になりましたが紙のけばは残っています。水性ウレタンの段差も残っています。
吹いた直後ということもあって胴体上面の薄手のグラスを貼ったところはグラスの目が消えています。
厚めのグラスを貼ったところも吹いた直後は平滑になったように見えますがシンナーが飛べばグラスの目が浮いてきます。ムラになっているように見えるのは上空の雲が映ったからです。
カウルと脚取付け部カバーはグラスを貼っていないので簡単に平滑になります。バルサに付いた傷にエポキシとウレタンが入って目立ちますが塗り物の茶碗レベルの美麗さですしウレタンの下にエポキシを塗ってあるので耐グロー性はあるのでこれくらいで良いのではという感じです。
塗装後のエア缶の状況です。空き缶に入れた水に浸していたのですが凍り付いています。霜が付くレベルは経験しますがここまで冷えるとは驚きです。
氷の厚さは結構なものです。こういう状態になってもエアの圧力は低いレベルであるものの定常状態になって塗装は可能でした。水に浸けていたおかげでエア缶の表面温度が零度程度で一定に保たれるからでしょうか。
塗面のタレを修正したい、グラスの目が残っているところと消えているところのちぐはぐ感をなくしたい、ロゴを転写した部分のけば立ちを消したい、ということである程度塗料が硬化してから塗面を修正し、クリヤの薄い層をつくって仕上げとします。塗装での重量増が20gくらいになればいいんじゃないでしょうか。