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こてる32を作る-25 主翼の細工とエルロン

 昨日(11月23日)から動翼の作成にかかりました。今日は主翼の仕上げ段階の作業やエルロンの作成にかかります。

主翼の抜け止めラッチ

 主翼の抜け止めラッチを主翼にセットして胴体に仮付けしてみるといい具合です。

 主翼側から胴体を見るとこんな感じです。胴体の中に飛び出したFRPの爪が見えます。ここにプラスチックのチューブを被せたピアノ線がはまります。

 胴体に主翼を仮止めした状態です。翼のプランクがまだなのでエルロンサーボのリード線のガイドパイプが通る穴が分かります。

 胴体にラッチの爪が入る穴とエルロンサーボのリード線が通る穴を現物合わせで開けました。

主翼

 主翼の抜け止めのラッチの工作が終わりましたが仕上げ段階のいろいろな作業が残っています。

エルロンサーボ関連

 完成状態になってから「うまくはまりませんでした」では困るのでエルロンサーボがきちんと入るか確認しました。

 やはりホーンを付けたままではサーボベッドがはまらないので切り欠きを大きくせざるを得ませんでした。見映えを重視して横置きにしたのですが見苦しくなりました。設計ミスですね。
 フィルムを貼る前に工夫したいと思います。

 サーボのリード線のガイドパイプを付けました。距離が短いし途中でリブを一つ通すだけですからパイプは要らないといえば要らないのですが念のためです。

 ガイドパイプの出口は見えるところなのできれいに花びら状にしています。

中央部のプランク

 主翼の抜け止めのラッチの仕掛けとサーボコードのガイドパイプができたので中央部の上のプランクができます。
 プランク材の継ぎ目で段差ができないようにプランク材が沈みこまないように支えを付けておきます。

 ショボい細工ですが結構効果があります。

 うまいこと段差を作らずに張ることができました。

リブキャップ

 1.5mmバルサの端材をかき集めて6mm幅のリブキャップ材を作って張り付けると主翼がかなりしっかりしてきました。これで前縁材、後縁材、翼端部の工作をするときに壊れにくくなりました。

翼端は丈夫にしなければ・・・

 左翼の翼端をつかんだらブカブカしています。主翼の取付け取り外しのときにつかむところですから実運用で困ることになります。

 翼端からのぞいてみるとハーフリブが座屈しています。やむを得ず縦目の補強材をくっつけました。一番外側のリブもヘナヘナしています、というかいっぺん割れて直しています。


 実用性の観点からも、また、フィルムを張ると翼端が引っ張られて歪むことを防ぐためにも翼端を構造的に強化しなければなりません。

 翼端の強化が目的ですが格好も多少は意識します。ヘタに作ると苦労してリブに肉抜き穴を開けた効果がいっぺんに帳消しになりますから軽くて丈夫な構造にします。

エルロン

 エルロンはいつもの作り方です。最近は動翼は方向舵を除いて矩形にしていますからリブ(筋交い)は同じ寸法の部品を一気に作ることができます。

 矩形の枠を作ってから、

 リブ(筋交い)をはめ込んで骨組みが完成です。筋交いをはめ込むときは前縁と後縁が波打たないようにアングル材とスチールの物差しで挟んでおきます。図面と完成品が違いますがあまり気にしません。


 エルロンの断面はフラットボトムの翼の後縁材のような感じですが、工作を簡単にするためです。この構造だと削るのは上のほうだけで済みます。
 この後にヒンジが来るところとホーンを付けるところにバルサを足します。

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