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フロントグラスが変 撥水剤は? 施工編

 めでたくウロコが取れてガラスはすっぴん状態になりました。雨が降ると雨水が一枚の膜になってフロントグラスを覆う状態になって車を走らせない限り外の景色は見えやすくなりました。ところが車を走らせると付着した雨水が風でさざ波のようになって景色が歪んで見えます。
 そこで以前コメント下さった方の勧めに従ってガラコを付けてみることにしました。
理屈として水が水滴としてまとまるので水滴がついているところ以外は景色は歪みませんし、水滴は撥水効果によりすぐに飛んでいきます。

撥水加工とワイパー

 撥水剤は「ゼロワイパー」という商品名の製品もあるくらいですから「ワイパーが要らない」ことを売り物にしている製品が多いようです。ワイパーをかけるとコーティングが剥げるからなるべく使わないという考え方もあります。
 でも、そもそもの目的は雨降りでもクリヤな視界を確保することです。ワイパーを掛ければその範囲の視界は確保されるのですからワイパーを使うことに何の問題もありません(と思います)。
 ワイパーをかけるとすぐに剥げてしまう製品でも、ワイパーが届く範囲はワイパーで視界を確保、ワイパーが届かないところは撥水剤で視界を確保ということなら全然問題はないと思います。

20年物の撥水剤の効果は?

 カーケア用品は久しく買っていなかったのでガラコにあんなに種類があるとは知りませんでした。無知をさらさなくてもいいのですが、ガラスのーティングで「ガラコ」という一般的な名前だと思っていましたがソフト99の商品名でした。ソフト99のガラコでもシリコン系のガラコとフッ素系があるようです。ま、水を弾くという点では同じでしょう(こういう安易な考え方で良いのか?)

 お金がもったいないので撥水させたらどうなるかを調べるだけですから新しいのを買うこともないということで、洗車道具の中にあったいつ買ったか覚えていないガラコを塗ってみることにしました(効き目は残っているかな?)。商品名は「ぬりぬりガラコ」です。何回も使わなかったらしく3分の2以上残っています(最後に使ったのがいつか記憶がない。少なくとも今の車とその前の車に乗っている十数年間は使っていない)。

 台紙裏面に説明書きがあったかもしれませんがそんなものは残っていません。本体の説明文にはムラなく塗って、乾いたら濡れタオルで拭き上げると書いてあります。ハジキがなくなるまでこすれと書いてあるということは油膜取りの効果もありそうです。薬剤を溶かすための溶剤で油膜も落ちるんでしょう(アルコールが入っていれば普通に油膜は取れるよね)。


 下の方に「ワイパーをかけたら負けだ」と考える人に向けて「こういう時はワイパーを使ってください」的なことが小さい字で書いてあります。

 成分的な表示としては「アルコール類」としか書いてありません。メタノールとかIPA(イソプロピルアルコール、イソプロパノール)とかのアルコールも溶剤ですからボディ(塗装面)に付いて良いわけはありません。

 ソフト99のオンラインショップを調べると、これに相当する現行の製品らしきものに「ぬりぬりガラコ ハヤデキ」というものがありました。その成分にはシリコーン、酸、アルコール類と書いてあります。「ぬりぬりガラコ」も似たようなものじゃないでしょうか(適当)。


 コイン洗車場で3か月振りに洗車したついでにガラコを塗ってみました。ガラスの温度が高いとまずいので日の暮れ方に作業しました。
 イソプロピルアルコール?の鼻を突く匂いのほかに成分の酸由来なのかそれとも成分が変質したのか酸っぱい匂いがします。昔塗った時とは違う匂いです。大丈夫か?という懸念がわいてきます。
 いつ塗ったかは覚えていないけれど匂いは覚えているのですから人間の記憶は不思議です。

 塗った後はこんな具合で、固形ワックスを塗ったときのように塗った跡が残っています。このままではギラついて外が見えにくくなります。
 水を含ませたショップタオル(説明書にある「硬く絞った濡れタオル」の代わり)で拭き取るというよりはならすという感じで丹念になぜると塗った跡は見えなくなります。


 僕は仕事の関係で、靴をピカピカに光らせていなければなりませんでした。油性の靴墨(キーウィ―のこげ茶か黒、カルナバロウ入り)をすり込んで靴墨が乾く寸前に指に巻き付けた木綿のシャツに水を付けて軽く磨いて光らせていたことを思い出します。


 ちょっと疑問なんですが、乾いた後でならすことができるということはワイパーを掛けたら撥水コートが剥がれるってことじゃないんですかね。それとも時間がたつと硬化?するんでしょうか。

リヤガラスは?

 僕の2台目の車はセダンタイプでリヤワイパーが付いていませんでした。なぜだ?と思いましたがセダンでは気流の関係かリヤガラスには水滴があまり付かないのでワイパーが要らないんだねと納得しました。
 今の車はハッチバック(というのかな?コンパクトカーの標準的なスタイルです)ですからリヤワイパーが付いています。
 ウロコが付いていて撥水加工もしていない状態ではフロントグラス同様、ワイパーが届かないところはまだら状に水が貼りつくのでものの見え具合は絶望的でした。
 リヤガラスに撥水加工はすべきでしょうか。撥水せずに一様な膜のように水が貼りついた状態が維持されればものが歪んで見えることはないかもしれません。
 理屈をこねていても結論は出ませんから、ガラスがすっぴん状態になった時と撥水加工したときの見え方を比べたくなります。ということでとりあえずガラコはフロントグラスだけに塗りました。

検証は後日

 車を置いてあるところには水道施設がありません。霧吹きやじょうろで水をかけてもいいのですがうちの集合住宅では駐車場で車をいじっている人はいないので近所の目が気になります。
 12日の夜に雨が降ったのですが、ブログに書くために雨の夜のドライブをしたくはありません。
 実際に雨が降る環境で検証しなければならないのですがしばらく晴天が続きます。検証はかなり先になるでしょう。

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