こてるRCGFの補修
土曜日午前の試験飛行で壊したこてるRCGFの方向舵と尾輪を直しました。
型紙を作ってフィルムを切り出して張りました。
オラライトが重なったところは色が濃くなって、「修理したんだな」ということはわかりますがそれほど違和感がありません。貼りやすい所が破れたのは不幸中の幸いでした。
尾輪の取付け部はこういう状態になっていました。尾輪の回転軸をうけるノイズレスチューブに横向きの力が加わってもぎ取れたことが分かります。
尾輪軸の操向レバーが方向舵から外れて90度以上前の方にずれ、尾輪を止めるMDF材でこじられたのでしょう。
ノイズレスチューブとブッシュをはめて瞬間接着剤で固めて、
バルサが欠けたところはバルサ粉を混ぜたエポキシ接着剤で埋めました。
マスキングテープの上になすり付けているのはバルサ粉を混ぜたエポキシ接着剤です。元のバルサより色が濃くなっています。木粉とマイクロバルーンを調合するとバルサの色に近くなりますが強度は落ちてパリンと欠けやすくなります。
操向レバーが簡単に外れないように弥縫策っぽいですがU字型のピアノ線を差し込みました。方向舵と尾輪の向きが90度以上ずれると操向レバーの先端がU字型のピアノ線から外れますが、振動などで外れることはなくなります。
日曜日の朝になればエポキシ接着剤は実用強度に達するでしょうから風が弱ければ調整飛行の続きができます。