年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

1月22日の災難、あちこち壊れた

 1月22日は天気予報で微風でした。ENYA 61CXの固まったひまし油を緩めようということで久しぶりにENYA 61CX搭載機(無人航空機登録は終わったけれど名前をまだ付けていません。「赤いの」とか呼んでいます)を持って行きました。ひまし油で回しているエンジンは何か月かに1回は回して古くなったひまし油を新しいひまし油に入れ替える必要があります(あると思っています)。飛ばす前にも固着がないか試しておきました。

 10年目を迎えた機体ですから消耗しています。主翼の翼型のとおり色が変わっていることにお気づきでしょう。飛行場で太陽にさらされているだけでこうなります。キャノピーの下のJUで始まる数字とローマ字は無人航空機の登録記号です。こうしてみると最初から書いてあるようです(自画自賛)。カンザシのちょっと後の所を境にして前と後ろで色が違っているのは、胴体の前をクリヤウレタン、後をクリヤドープで仕上げているからです。
 キャノピーの後ろの所で絹を張りなおしたのが分かります。

 車から胴体を降ろす時、下にバルサがない所(僕らは「窓」と呼んでますが、皆さんどう呼んでますか?)をつかんでしまって絹を破いてしまいました。THCの酢酸セルロース系ドープは樹脂としての性能は優秀で結構丈夫ですが(感覚的にウレタン以上?)、10年目になるとパリパリに干からびた感じになっています。もうひと区画絹を貼りなおさなければなりませんが絹がもうないかもしれません。ドープもあと100ccもありません。深刻な事態です。これだけなら飛ばせないことはありませんがこれだけでは終わりませんでした。

 気を取り直して飛ばす準備をしているうちに機体の飛び出し防止用の杭に主翼をぶつけました。リブが壊れていないのが救いです。この状態でもテープで押さえるとかの応急措置をすれば飛ばせないことはありません。

 とはいうものの、この辺までくるとこの機体を飛ばす気持ちがくじけました。

 せっかく飛行場に来たので気を取り直して登録記号を転写シールで作ったグライダー(こちらには「ルフト改」という名前がある)を飛ばすことにしました。転写シールの上から保護のために荷造り用の透明テープ(ポリエステルでしょうね)を貼ったのですが、もう少し根性を入れてきれいに作った方が良かったなと思います。
 飛んでいるところの写真は撮っていませんが(土曜日なのに僕一人とビジターのギャラリー一人だけだったので撮影係がいない)、結構サーマルが出ていました。

×

非ログインユーザーとして返信する